私の徒然日記

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ダルビッシュ投手、二年連続の沢村賞受賞を逃す

スポーツ ] 2008/11/06(木)

ダルビッシュ有投手は、選考基準の7項目を充たしたが選ばれなかった。
大活躍した別の選手が、選考委員の全員一致でただひとり受賞した。

今年の沢村賞に選出されたのは、東北楽天イーグルースの岩隈久志投手(27)。
この受賞には、文句はない。まず、選考基準の7項目中6項目を充たしている。
規定では、基準項目の3つ以上を充たせば、候補になり得る。
後は、選考委員会(土橋正幸委員長)の判断次第でどうにでもなる。
岩隈投手は、最多勝(21勝)、最優秀投手(最高勝率・840)、最優秀防御率
(1・87)のタイトルを獲得しており、殊に最多勝利はここ二十年以上も
無かった二十勝を超えており、歴史的記録を樹立している。しかも、所属する
東北楽天イーグルスは、地元仙台を中心に人気こそあるものの、ノムラ弱小球団。
甘いマスク、長身、中堅の充実振り、等々、受賞は当然である。
これで受賞しなかったら、沢村賞って何?ということになるだろう。

ところで、「選考基準の7項目」とは、どういうものなのだろう。

「選考基準」は以下の通りである。(「はてな」等参照)

以下の7項目のうち、原則として3項目以上を満たした選手が対象となる。

・登板試合数25試合以上
・完投試合数10試合以上
・15勝以上
・勝率.600以上
・イニング数200投球回以上
・150奪三振以上
・防御率2.50以下

選考委員は、記録をもとにして、実際の試合での活躍ぶりを検討議論する。
この議論を通して、選考結果に至るわけなのだ。機械的に選ばれるのではない。

それはわかるのだが、同賞全7基準をクリアしても受賞出来ないとは。


選考基準は、相当厳しいものである。全基準を充たす選手など、
いなくて当然である。投手が分業体制になっている現在では、
20勝投手が生まれないのは、大投手がいないからではない。
ローテーションを守って一年を展開する管理からして当然である。
確かにかつては、毎晩投げさせることがあった。
八時半の男、巨人軍の宮田投手である。
南海ホークスの杉浦投手は一年で38勝(4敗)を上げたことがある。
西鉄ライオンズの稲尾投手は、神様、仏様、稲尾様、と呼ばれた。
それぞれ、大活躍したものの、選手生命の観点からは問題だった。
大リーグ方式のローテーション適用は、そのままでは無理かも知れない。

21勝と16勝の違いを云々する選考委員もいたようである。
投球回数と被本塁打(僅か3本)を評価する向きもあったらしい。
岩隈投手の受賞に対して、異議を挟むものでは決してない。

「選考基準の7項目」を全部充たした選手が受賞出来ない事実。
これはやはりおかしいと思う。分業体制が当然の時代だから、
「15勝以上」という基準になっていると思う。
東北楽天イーグルスは、スタートした年は、チーム力の違いとは言え、
酷すぎる内容であった。打率より低い勝率しかあげられなかった。
2005年は、38勝97敗1分(勝率.281)で最下位。個々の試合も酷い。
その後、少しずつ観られる野球に向けて、戦力を強化してきた。
とはいうものの、投手力ひとつとっても、まだまだ戦力的に弱い。
新人田中、まーくんとても、ムキになって乱打される場面が数多い。

岩隈投手で行くしかなかった。完投数が5と少ない割に勝ち数が21と多い。


北海道日本ハムのダルビッシュ有投手は、選考基準7項目を全て充たした。
昨年も受賞していることが、今年はずれた原因か、とも思うが、疑問は残る。

二人同時受賞というケースはあり得ないのか。いや、そんなことはない。
1947年、南海ホークスの別所昭投手の受賞に始まった沢村賞の長い歴史。
規定の詳細は調べていないが、原則的に一人(最優秀が複数いてはね)だろう。
1966年と2003年には、二人受賞の前例がある。二人受賞は検討されたはず。

選考委員の脳裡に、ダルビッシュ投手の大活躍はしっかりと刻み込まれている。
長身から繰り出す、速球、緩急自在の投球、ガッツポーズとさわやかな笑顔。
今が旬の最高の投手だ。大切に育てていきたい。いずれ大リーグで活躍させたい。
野茂、松坂に並ぶ活躍が期待出来る投手であることは間違いあるまい。

もう日本プロ野球ではすることがない、大リーグでプレーしたい、時が来る。
もう少し、日本のプロ野球でがんばってもらいたい。数年後が楽しみだ。

そんなことを考えてみたら、ダルビッシュ投手の活躍は賞賛に値するもの。
そして、選考委員たちは、ダルビッシュならこの活躍は当然のものと考えた。
毎年、贈るものでもない、との思いもあったろう。機械的な選考ではない。

ちなみに、過去に二年連続受賞のケースは三回ある。三年連続が一回ある。
その前例はあるのだが、あまりにも素晴らし過ぎたことから、選考から外れた。

いずれにせよ、岩隈久志投手の受賞は文句のないものであり、賞賛したい。
ダルビッシュ有投手は、来年の活躍で確実に受賞ということになるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000040-sph-base
ダル悲運 全7項目満たしながらも異例の落選…沢村賞

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